犀の角と西大寺の縁起について

犀の角の西大寺の関係

縁起

宝亀8年(777年)、安隆上人(あんりゅうしょうにん)が大和の長谷寺で修行三昧されていたとき”備前金岡庄の観音堂を修築せよ”と夢にお告げがあり、上人は直ちに西国に下向し藤原皆足姫の擁護のもとに海路を船で急ぎ金岡の庄に向かう途中、児島の槌戸ノ浦にさしかかった時、犀角を持った仙人(龍神)が現れて『この角を持って観音大師影向の聖地に御堂を移し給え』と霊告されました。 こうして安隆上人は犀角をこの聖地に堂宇を建立し、法地開山されたのがこの現在のお寺であり、この時の寺号を「犀角を頂く寺 犀戴寺(さいだいじ)」と号しました。しかし、承久の乱(1221年)で後鳥羽上皇が執権北条義時への倒幕の祈願を込めたの時の御宸筆により「西大寺」と改められました。

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犀角について

吉井川

当山に古くから伝わる犀角

経典

お釈迦さまは経典「スッタニパータ」のなかで、インドの草原を悠々と歩く犀を見たとき、人間もまっすぐに伸びるその力強い犀の角のような心を持ち、人生を歩まなければならないと説かれている。

薬

犀の置物のコレクション

古来より、犀角は漢方薬として使用され、解熱剤や解毒剤、または毒を調べる道具などとしても珍重されてきた

伝説

当山に古くから伝わる犀角

経典

お釈迦さまは経典「スッタニパータ」のなかで、インドの草原を悠々と歩く犀を見たとき、人間もまっすぐに伸びるその力強い犀の角のような心を持ち、人生を歩まなければならないと説かれている。

霊験

奉納頂いた犀角の化石

霊験

平安時代、犀角は邪気を払うとされ、部屋の隅に祀り魔除とした。また、角より発せられる霊気は水を退け、鳥を遠ざけ、天(神)に通じてたちまちの内に霊験を得られるという。

戌の親子(縁起)

延徳二年の秋には洪水が寺内を襲うが、堂下にいた犬の母子の周りには水が寄せてこず、少しも体毛が濡れていなかった。犀の角の効力で吉井川の洪水が起きても、本堂には水難が無かったと西大寺縁起には記され、犀角の霊験について語り継がれています。